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*素人が見聞で書いております。学術的な記述が正確ではないかもしれません。
■めだか(メダカ、目高)
科      名 メダカ科
標準和名 メダカ
学      名 Oryzias latipes
英      名 Japanese ricefish, medakafish, medaka ricefish

 久しぶりにメダカを見つけた。某川の河川敷にある小さな沼。葦やガマも生えていて小さなオアシスのような水溜りだった。多分湧き水があって水が枯れないような環境なんだろう。しかし場所は河川敷なのでいつ整備されるかわからないから、15匹を持ち帰って育てて見ることにした。ひと夏を過ぎたら30匹以上に増えて水槽を追加したり大きくしたり悪戦苦闘中なのである。



 この川というのは平成14年7月に通水が開始された新しく開削された川でまだまだ工事の後が残っているし、今でも河川敷にダンプが入っている川なのだ。そんなところに、それも水溜りのような場所にメダカがいるとは・・見つけたときにはたいへん驚いた。誰かが放流したのかもしれない。


■飼育容器
容器:
 庭やベランダで飼育可能なら睡蓮鉢がお勧め。水生植物が順調に成長するなら水の管理はほとんど必要ないと思います。我が家の場合、鉢、睡蓮・・しめて4500円でした。真ん中に鉢植えの睡蓮を置いて周りを鉢の高くらいに砂か田んぼの泥を入れてから水を入れます。季節にもよりますが一週間もしたら睡蓮の新しい葉が出てくるでしょう。水が澄んできたらめだかを入れても大丈夫だと思います。
 室内なら市販の水槽が手軽でいいでしょう。いまどきは水槽に照明、ろ過フィルターも付いた飼育入門セット等も安価で入手可能です。しかし見た目にこだわらないなら、穴の開いていないプランターや発泡スチロールの容器なども代用可能です。他に必要なものは砂や水草。水草はメダカの隠れ家に産卵場所に必需品です。
■管理
餌:
 餌はペットショップに売られている「めだか用の餌」で十分です。雑食性なのでなんでも食べますが、与える量に注意して水を汚さないようにすべきです。食べきれる量を一日に数度与えます。水温が低くて活動が鈍る冬場は必要ないと思います。乾燥ミジンコ、乾燥糸ミミズなども好物のようです。稚魚に与えるときはより細かくして与えます。

水:
 水は1日くみ置きした水を使うか、市販のカルキ抜きの薬を使ってカルキを抜いてから使用します。飼育容器のは定期的に水替えをします。汚れが目立ってきたら、あるいは水面の油膜がでて泡がいつまでも消えないような状態になったら必ず換えるようにしましょう。換える私の環境は水温が低下する冬場以外は週に一度1/3を程度の水を換えます。水槽で飼育するなら水をろ過するフィルターをつけますが、水流が激しくならないよう工夫をします。水生植物が豊富なベランダの睡蓮鉢は蒸発した水の補給だけでほとんど水換えはしてません。

酸素:
 めだかでも酸素は必要です。でも小さな水槽にたくさんのめだかを入れなければろ過フィルターがあわ立てる程度で問題ないかもしれませんし、水草が十分に繁殖している水槽ならまずは問題ないでしょう。もちろんブクブクと泡の出るエアーレーションをすれば完璧なのですが、私はやったことがありません。

掃除:
 水槽の丸洗いは避けたいことです。もし砂まで出して丸洗いする場合は掃除をする前の水を必ず残しておきます。これはろ過に有効なバクテリア等を洗い流してしまわないためのものです。ろ過のフィルターろ材にもたくさんの有益なバクテリアがいます。ろ材を取り替えるときは、水槽の掃除をしないなど工夫が必要です。ろ材を洗う場合、水道水で流さず、排水した水槽の水に中で洗うのもバクテリアの保護になります。
 よく、水槽を掃除したのに水が白く濁っているような状態がありますが、これはろ過に必要なバクテリアまで洗い流したために起こることもあるようです。新しくセットした水槽などの場合にも、古くからある水槽の水を入れてあげると白濁が早くなくなることもあります。

メダカのうんこ、しっこ(餌の残り)
↓ ・有益バクテリア
アンモニア・アンアンモニウムイオン
↓ ・有益バクテリア
亜硝酸
↓ ・有益バクテリア
硝酸塩
↓ ・水換え          
水槽外へ

 上記ように目に見える魚だけを飼うのではなく、有益なバクテリアも飼う意識して掃除、水換えをすればめだかの体調もよくなるし、水も澄んで輝いてくるようになります。汚れがバクテリアによって分解されていく過程で水のPh値がどんどん下がってしまうので(二酸化炭素の量にもよりますが・・)水換えで中性に戻すことにもなっています。  私の場合、週一度の水換えの時にガラス面についたコケなどをアクリル定規で落としてから水換えを行っている程度で、極端に汚れなくてメダカの調子がいいのなら一年でも水槽の丸洗いは行いません。

  
セット直後の白濁した水槽  一週間後


病気:
 文献などをみると次のような代表的な病気が多いように書かれています。白点病(全身に白い点がでてくる)。尾ぐされ病(ひれが白くなり溶けていく)。エロモナス病(目が飛び出てくる)。水換えした時の水温差が大きかったり、水質が原因だったり、購入した魚が感染したりして発病する可能性があるようです。最近はペットショップに薬も売っているようですから、店員さんに相談してみましょう。病気の魚を発見したら隔離 するのも病気の拡大を防ぐ手段でしょう。

■繁殖
雌雄:

 

 雄と雌の体の形にかなり違いがあり、よくよく観察するとわかります。慣れないうちはじっとしていないし、小さいめだかの雌雄なんてと思っていましたがねぇ・・(笑)雄(写真左)の背びれは長く切れ込みがあって、雌(写真右)にはありません。しかも雄の方がながい。尻ビレは雄の方が幅広く平行四辺形状で雌は幅がせまくて三角形状にすぼんでいる。

産卵:
 水温が20度をこえて、太陽が当たる時間が1日に13時間をこえるようになると、卵を生む準備を始めます。(自然界では4月〜10月頃)あふれるように卵を抱えたまま泳ぐ姿が見られるはずです。お気に入りの水草に付着毛を使って卵を絡めていきます。
水草:
 水中への酸素の供給、卵の付着場所、稚魚の隠れ家として水草が必要です。冬場、ヒーターが入っていない環境では水温が低下するので、熱帯魚用の水草は枯れてしまいます。ペットショップで相談してみてください。バイカモ、まつも、ふさも等は比較的丈夫な種類です。私の場合、睡蓮鉢や屋外の水槽にはホテイアオイや浮き草も入れています。ホテイアオイは水のろ過にも役立っているようです。浮き草もホテイアオイも気をつけないと水面を覆ってしまうことがありますから適度に処分しています。

卵:
 1回に産む卵の数は30個程度だといわれています。卵の表面には付着毛、付着糸とよばれる毛があります。雌は卵を生んだ後、水草などにか絡ませるまで数時間くらいお腹にぶら下げています。水槽に付いた卵を観察していくとだんだん魚の形になっていくのがよくわかります。卵が産まれて10日前後で孵化します。
稚魚:
 本当なら卵が生まれたら付着した水草ごと、親のいない別の水槽等へ移すのが理想的ですが、私の場合放置しています。生まれた稚魚は3ミリ程度の大きさしかなく一滴の水の中でも入ってしまいそうです。隔離しないのなら水換え等には十分に注意が必要です。水換え時に排出する水を熱帯魚用のネットで濾してもいいかもしれません。親と同居でも密集した水草などがあれば結構たくさんの稚魚が水草の中で育っているのが見えるはずです。こうやって生き残った稚魚が丈夫な遺伝子をもって育つような気がするのは私だけでしょうか(笑)。稚魚の餌は親用の餌をすりつぶして与えています。娘が与えたクッキーの粉も好きなようです。

■飼育風景
陽だまりの睡蓮鉢ベランダ水槽越冬中
シジミ越しにエビもいる
私の飼育風景です。まだはじめたばかりなので試行錯誤の連続です。めだかだけでは寂しいので、川で採取してきたエビやシジミ、ゴリなども入れてあります。エビは砂や水草の掃除をしてくれているだろうし、ゴリは底面近くに落ちた餌を拾ってくれていると思っています。(ゴリは多分稚魚も食ってるかもしれません・・)
屋外に置いてある水槽や睡蓮鉢ではこっちの意図しない生物も発生(?)していることもあります。トンボのヤゴなどは睡蓮の葉の上で羽化したこともあります。しかしヤゴはめだかにとって天敵なので見つけたら近所の川に放流しましょう。

      
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